WEBマーケティング@武藤

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SundayBookReview【第五の権力】著者:エリック・シュミット、ジャレッド・コーエン

 

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全体な感想をいうとGoogleの見ているところは、すごく深く怖いというのが感想です。

 

コンピューターが人を操る日や戦争を始めてしまったりとか本来、人を助けたりなどが目的だったが時代とともに進化し続けています。その将来をGoogleの会長はどのように見ているのかを知りたかったのでこの本を買ってみました。

 

本のボリュームは1.5冊分程の400ページあり、たっぷりという感じです。ただ、その内容は「まじか~」と唸ってしまうことが多くありました。戦争のことや国家の未来については、色々な考え方もあると思うので私は言及はしないことにします。気になる方は購入してくださいね。

 

日本でも始まろうとしている。自動車の無人運転「ドライバー支援システム」です。アメリカではすでに公道での無人車を試運転が始まっています。運転支援システムで有名なのは、飛行機のオートパイロットがあります。GPSを使い自らの位置を認識して飛行し、気流が不安定でも水平を保つようにコントロールされています。

 

日本では、当面の間は高速道路だけを許可するようですが、将来的には普通の道路でも許可される日も来ることでしょう。衝突防止装置があることで60%ほど事故がなくなっているとも聞きました。

 

病気の発見と治療がデジタルの力で健康になれるというものです。携帯電話の診断機能は体の各部にあてて健康状態を調べるということも、そう長くないとも言われています。マイクロロボットを体内に入れて、血圧の管理や心臓の動きを監視して、万一激しく転倒した場合には緊急連絡先に電話をする。いゃ~もうこれだけでも、いいのか怖いの分からなくなってきています。

 

遺伝子検査の進歩も進んでいるようで、一人ひとりの遺伝子構造にあった医薬品が開発されるだろうとロボット手術もできる時代がやってくるようです。

 

ウェアラブルという身に付ける、iWatchのようなものをつけて歩けば、突然の体調の変化を知らせてくれたりと時代についていけない感じです(笑)。

 

私たちに一番馴染みが深いことも進化しています。パソコンやスマホに入れるIDとパスワードが全く要らなくなる可能性があるようです。それは、バイオメトリック(生体認証)です。顔や指紋、DNA鑑定もバイオメトリックで、声紋(せいもん)認証で、どれもが初期とは比べ物にならないほど精度が上がっているようです。

 

Facebookが顔認証をパソコンのカメラやスマホのカメラに顔を写して、ログインすることで本当のFacebookになるようですよ。

 

オンラインの発展はより進んでいことは間違いなのですが、一般市民も政府に管理される日もそう遠くはないようです。日本ではどうなるかはわかりませんが、世界はその方向へ進んで行っているようです。大きな声では言えませんが、犯罪の取締りの調査として、Facebookやブログを見ていることは確かです。

 

こうなるとマイナンバーとも紐付けが行われるかも知れません。

 

ここからは本をそのまま引用します。

 

私たちが行うすべてのオンライン活動のプロフィールを集めたものが、オンラインアイデンティティ※として認識される。そしてそれは政府によって認証され、おそらくは規制さえ受けるようになるだろう。~中略~ あなたのもっているアカウントのすべてが、あなたの「公式プロフィール」に紐づけされたら、いったいどうなるか想像してほしい。

検索結果のうち、認証ずみのオンラインプロフィールと結びつけられた情報は、未承認のコンテンツよりも上位に表示される。その、結果上位の(認証ずみの)結果がクリックされやすくなるかもしれない。となると匿名でいることの真の代償は、「疎外されること」だろう。どんなに魅力的なコンテンツでも、匿名のプロフィールと紐づけされていれば、検索結果のランキングが低くなりすぎて、視野に入らなくな。

 

 

※アイデンティティ・・・ある者が何者であるかについて他の者から区別する概念

 

ここの部分はエリック・シュミットが語った部分だと思います。これは、Googleも以前実施された、著者情報プログラムというものがありました。この本が日本での刊行は、2014年2月20日ですので、この後著者情報プログラムは廃止されました。この本の原文がいつだったのかわからないでなんとも言えないのです。

 

しかし「コンテンツの著者が誰であるか」のオーサーランクは、しっかりと動いているのではないかと思っております。まさに引用文にあることは現実になるかもしれないです。

 

本の後半は、戦争やテロがデジタル化した場合の怖い話が続いていました。その上で国家としてどうするのか、などが書かれていました。