WordPressでサイトを作る場合の注意点です。前回はWEBサイトとブログの違いをお話しました。ただ私の考えはどれも同じWEBであり、検索で表示されることが必要なのであると結論付けしました。
少しばかり小難しい話になりますが、なるべくわかりやすいようにお話したいと思います。WordPressはCMSというシステムを使っています。CMSはみなさんもお使いの無料ブログサービスも中身はCMSなのです。
最近では、WordPressが目立っておりますが、MovableTypeというCMSがあります。いまから遡ること7~8年前は、Movable Typeが全盛でした。そんな中、WordPressを使ってサイトを作っていた時代がありました。
システム的には、Movable Typeの方がサーバーにも負担にならず表示速度も早いのでMovable Typeの方が技術者的には勧められるはずです。しかし、WordPressでも昨今のネット回線の高速化によってそれほどの差はみられなくなったこと、多種多様なプラグイン(機能)があること、サーバーにも簡単にインストールできることなどからWordPressが、今の段階では支持されています。
私がおすすめするなら、やっぱりWordPressということになります。WordPressはブログのシステムですが、見せ方によってはWEBサイトのように出来ます。
ゼネラルモーターズ http://www.gm.com/
ハーバード大学 http://www.harvard.edu/
これらのサイトはすべてWordPressで作れています。一見すると普通のサイトのように見えますよね。でも中身はブログの機能なのです。前回もお話しましたが、どのように使うかです。
そもそも、WEBサイトとブログを分ける必要はもうないのではと思っております。URLを入力して表示されたものがサイトとなります。検索されて表示されればサイトの役割はほぼ終了します。
ブログだけでも十分といいました。ただし、無料ブログは利用料を支払わないことで何かしらの制約があります。削除されたり、煩わしい広告が多く表示されたりとあなたの意に反することになってしまうことがあります。
アメーバブログで広告費の約1000円を支払っているから削除されづらいと思っている方もいるかもしれませんが、それは違います。広告を削除する金額が1000円であって有料で使わせてもらっているということではありません。ベースはあくまで無料のブログサービスということです。
基本的にサービスを利用されてもらっていることになります。しかし利点も多く存在するので一概に無料ブログは駄目ということにはならないので、混乱が生じることになっています。
最低限の会社の情報や商品やサービスの情報を公開することが目的であれば、ブログで十分ということです。実際に30記事程度をブログ記事として仕込んで何も更新はしないで、集客に成功している方も実は多いのです。
何度もいいますが、何をするのが目的なのかで戦術が変わってくるのです。このことをしっかりとしていなければ、無駄なサイトを作りかねません。
最後に、サイトを作ってもらう方としっかりと話し合いの時間を作ってください。最低でも半日は必要になるばずです。戦略、戦術そして目的が相手に伝わってやっと良いWEBサイトができあがります。
無料ブログであれば、はてなブログかライブドアブログ、アメーバブログ
CMSのシステムであれば、WordPress
レンタルサーバーであれば、ロリポップ、Xサーバー
はてなブログが私は一番のお気に入りです。アフェリエイトやアドセンスも簡単。
レンタルサーバーはアクセス数が増えてから、上位のサーバーにすることで解決出来ます。サイトを立ち上げても1日100アクセス程度であれば十分なスペックです。アクセスが多くなってからでも十分対応できます。
チャチャッと作りたいのであれば、私のWordPressの1日講座を受けていただければできますよ(笑)。