100の言葉からいろいろなことが分かったような気がします。そして、田中角栄がもっと知りたくなってしまいました。次の本もこれを書き終えたら、また読もうと思っています。
田中角栄と聞いて、悪いイメージをもっている方が多いかと思いますが、真実はどうかのかははっきりとしません。ただ、私は違うのではと思っております。目立つと捕まえたくなるでしょうかね。私の知る限り政治家で2名、起業家1名と目立つと駄目なんですね。
100の言葉は、角栄らしさがふんだんに書かれています。真実とちょっとニュアンスが違っりする箇所はあるのですが、読んでいてワクワクしました。
100の言葉から2つ選んでみました。実際に手にとって読んでみてくださいね。
大事なのは数字と事実だ。ウソか本当が調べればすぐにわかる。根拠に乏しい屁理屈は、たちどころに化けの皮がはがれる。
これは、とても正しいとおもうのです。話し方ひとつで人は、ころっと騙されます。そんな人は、こうあって欲しいという欲望がある人がこのウソに引っかかる確率が高いのですが、真実を見つけることを第一とする人はなかなか騙されません。
数字は、ウソをつかないなどといいますが、その数字をそもそも改ざんしてしまうと判断を誤りますね。三菱の問題もその一つで、共同事業者の日産からの申告で大きな報道になりましたね。
グループでの支援も三回目となるとどうなるでしょうかね。
新聞で信用できるものが3つある。死亡記事に株の値段、それにテレビの案内欄だ。この3つにはウソはない。
この言葉を読んで、そのとおりと深く頷いてしまいました。同じことを違う社が書くとここまでどう理解するとこのような表現になるのかと思ってしまいます。
新聞やマスコミは、報道の自由という言葉をつかいますが、正しく伝える義務はないのでしょうかね。今週の記事でも書きましたが、知らない人が書いたり、何かしらの思惑が動くとそうなってしまうのですね。国民にも知る権利があります。ぜひとも正しい報道をして欲しいと思います。
田中角栄の100の言葉
1章 仕事
2章 人生
3章 生きる
4章 政治